Sunday, 6 September 2015

What I read...'Making the dream come true at UN in Paris.’

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「パリの国連で夢を食う」 河内有緒:読了。

 

 

思わず(とてもラッキーを引き当て)

この場所に住むことになった彼女の物語。

 

パリに住むことで

パリの価値観を彼女は知り、順応し、そして最後はパリを離れていく。

 

 

*****

 

「パリにおける価値観」とは。

それは生きるにおける重要順位をクリアにする、ということ。

抱える様々なフラストレーションに対してどう向き合うか。

妥協、諦め、折り合いをつけつつ

グレーな毎日を楽しむためには。

休暇をとることや就労時間に対してストイックなのは

そのグレーな時間を生きる自分自身曖昧さへの

禊というか浄化作業なのかもしれない、と思ったり。

 

人生と仕事のバランスについて、ちょっと考えてしまう一冊。

 

 

 

 

 

********

 

個人的には

目標達成の指標についての下り!

マーカーで線をぐいぐい

引きたくなるレベルで首肯。

 

以下引用:

「私たちは日常でもい色んな指標をいつも使ってるよね。例えば、体重!

体重は何の指標ですか?健康?ダイエット?

(中略)

でもさぁ、人によっては痩せたい目的は健康じゃなくて「モテたい」かもしれないよね。

モテの目標に対して指標が体重だったら、それはいい指標かな?どう思う

(中略)

目標の本質を理解しないと、間違った指標で間違った努力をしてしまうんですよね」

 

 

 

*****

 

 

モテもそうだけど、仕事にだったりにも

同じことが言えると思ったり。

 

ステレオタイプに与えられたズレた指標で

思考停止の(お役所的な)判断をしないように。

物事の「本質」をまず考える。

 

 

 

 

 

何がしたいのか、何が目的か。

行動の前のその、理念。