Thinking back about Paris fashion week
on this season in the midnight
(yes ,now I'm in jet lag.)
for me,it's sure this is my best show.
This is LOEWE by J.W. anderson.
ジェットラグで眠れないから
今回観させてもらったのショーを
総ざらい振り返ってみようかと。
（ちなみに今は午前4時。
しまったさらに目が冴えちゃう！）
どれもこれも素敵だった。
で、そして多分ここが一番ドキドキした。
なんて言うんだろ、
伝えたい世界観って
ちょっと分かりにくい位が一番そそるというか
「もっと知りたい！」て気持ちにさせるというか。
（ギーク体質に火をつける、とも言う）
それは、、、LOEWE！
まず気になっちゃったのは
この手首から漏れ出るワサワサしたヤツ。
歩くたびにキラキラしたものがワサワサ揺れてて、
これは何？お洋服にくっついてるの？
アクセサリー？としたらどういう形状？？と
手首周りばっかり目が行っちゃう。
とにもかくにも揺れるその姿に心が奪われ。
と、同時にその周りにある洋服やバックの素材感との
コントラストの新鮮さにようやく気が付いて。
そう、「スタイリング」、
ワサワサしたものの周りに目を向けると
（服だったりバックだったり）
麻とか革とか天然の素材と、
金属だったりビニールだったり人工的な素材を
組み合わせてて、
その効果的な配置で
コントラストの妙を演出している、というか。
（コレとソレを組み合わせるって
発想はなかったわ～！的な）
服単体、アクセサリー単体で
「いいね！👍」ボタン的なものを押すものではなくて、
ストイックに全体を揃えて初めて完成する
世界観。
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後日。
ギークな私は展示会（re-see)にもお邪魔する。
プレスの彼女は丁寧に、
そして誇らしげに
（それって仕事におけるスタンスとして
すごい素敵なことだ）、
ジョナサンのクリエイションを話してくれる。
「スーパーフューチャリスティックなものと
天然な素材を組み合わせたい、というのが
ジョナサンの意図だったんです。
彼のクリエイションは今回で3回目でね、
1回目は天然素材を多く使ったイメージ、
2回目はフューチャリスティック、と言われるショーだったの。
今回はそのハイブリッド、
どちらのソースも組み入れたクリエイションだったんです。
ジョナサンが素晴らしいのは、
ミックスしてそれぞれの要素をぼやけたり
薄まらせることが一切なくて
それぞれの要素をきりっと引き立たせることが出来る、
そのバランス感！」
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LOEWEというブランドは老舗のレザーのブランドで
デザイナーたるジョナサンは
その継承者として抜擢された経緯がある。
彼が求められているのは
歴史を背負ったブランドを①引き継ぎ、
そしてそれを「今」そして「その次の未来」にむけて
②刷新する、嗅覚及び能力。
求められてる①，②の要素を
ハイブリッドさせたのが今回のショー。
（彼のショーを毎回見続けている人にとっては
この3回目でようやく総体的に
意図するものがつかめるといいうか。
シーズン3まで見てやっと完結する
映画みたいなものかもしれない）
「ジョナサンは、
自分が何をメゾンに求められているかを理解していて、
同時にマーケットにおいて
ファッションは今どういったことが求められているかを
クリアにつかんでいるんですよね」
と彼女は頷きながら、しみじみと話す。
彼から聞いた言葉を反芻し、かみしめるように。
（ちなみにマーケットに関する考察は コレ）
「『今』の時代を肌感覚で理解し、分析、判断してる」
それはJ.W.anderson率いるLOEWEの一番の強みだと思う。
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PS
ちなみにそうそう！
あのワサワサしたやつは
手首につけるバックルだった！
（これ、絶対欲しいカワイイ今すぐつけたい！）
