Wednesday, 22 June 2016

on the street ...Harajuku.

Labels STREET

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Hello Dasa-kun fron PINNAP!

He's shop staff of this shop, and always see the street on this town, Harajuku.

 

原宿通り、PINNAP

お店の中にいたDアサくんと偶然目が合う。

 

'I think ,now there is a little bit less exciting about street and street fashion 

at Harajuku.

there were so many kind of style on the street, but now

many people tend to wear same style,

it's something  like private style of models,

bigger tops and bigger bottoms,and so on.'

 

「元気っすかー」「元気だよー」

なんて話をして、少し立ち話。

 

'Yeah,I wanna make exciting thing ,

wanna liven up this town through fashion.'

 

 

「街、、、そっすねー、ちょっと今は大人しくなった感じですかねぇ。

モデルの私服みたいなのが流行ってて

似たような恰好が増えたというか。

若いうちは色んなジャンル、

それこそ古着も新品のブランドも着たらいいと思うんすけどね。

『スタイルを確立する』前に変遷があった方がいいなって。」

 

「そだねー、色々変遷してた人の方が、

たとえ皆と同じ服着てるにせよ、着方に深みがあるのはちょっとわかる!

『お、なんか違うぞこの人』的な。

色んな服ためして、たまにはトゥーマッチ位の事しといた方が、

あとあと振り返ると良かった、というか。」

 

「ですよねー。

なんかも一回盛り上げたいっすよね。ストリートに面白い事したいっす。」

 

 

 

 

**

「『何もしない』はもはやリスクでしかない」
という言葉をあたしはどこかで耳にしたんだけど
ファッションにもそれは言えるのだ、と思う。

 

失敗(つまりはトゥーマッチ)を沢山して
恥ずかしい思いも沢山した人の方が
大人になるに従って「洗練」が産まれる。
トライアンドエラーの繰り返しにより
ファションのスキルもマインドも研ぎ澄まされて
所謂「いっぱし」になる。

 


「何もしない」と失敗もしないし
安泰だし、恥ずかしい思いもすることはない。
安全な世界。
だけどそこには成長がない。
マンネリは怠惰を産み、
ファッションへの情熱を少しずつ蝕んでいく。

 

 

単調な世界へのドアが開き、
表情をなくした人生が始まる。

 

 

「『何もしない』はもはやリスクでしかない」。

 

 

開高健のこの言葉を
また思い出す。

 

 

リスクをとるか。とらないか。
どちらの人生が最終的に良いのかは
終りを迎えるその時までは、分かる術などないのだけれど。