Wednesday, 30 March 2016

Tips. 56. ... Tacky Jersey!

Labels STREET ,TIPS

 

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Wearing Jersey from top to toe is one of trend on this season

for fashionista loving 'tacky' .

 

 

ランウェイを見ているだけじゃ
ファッションの「今」は見えてこない。
オフ・ランウェイでのリアルの中から
トレンドを見つける冒険、それがTipsシリーズ

 

*** 

 

ジャージが今シーズンのアイテムだよって

気になってる人は多いと思う、

とはいえ躊躇してる人は多いのも事実。

 

(だって部活帰りの中学生みたいになる恐れあり、だもの!)

 

 

 

「タッキ―な(=ダサい)ジャージ」を、

「おしゃれに」取り入れるエッセンス。

それは突き詰めてみると

女子の場合はディテールに、

男子の場合はシルエット感がキーになる。

 

 

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ファッションビジネス業界の皆様向けに、
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「今売れているモノ(トレンド)」ではなく

「これから売れるテイスト(スタイル)」を。

今回は席数が少ないこともあり(すいません)

お早めにご予約いただけたら!

詳細は コチラ

 

 

 

Tuesday, 29 March 2016

Tips.55...Curly Curly,Curly!

Labels STREET ,TIPS



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I really like her  reopard, dot ,and flower pattern mix style!

 

 

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Lovely curly.

 

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Lovely girly curly ,,,,and take a watch her cooolest boots!

 

 

 

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and  Curly Queen.


ランウェイを見ているだけじゃ
ファッションの「今」は見えてこない。
オフ・ランウェイでのリアルの中から
トレンドを見つける冒険、それがTipsシリーズ

今回はヘアスタイル。

 

クルクルカール。

ゆるふわ、じゃなくてくるんくるんの強気のカールが

今シーズンの気分にぴったり寄り添って。

 

ファッションもそうだけど、髪型も

柔らかさよりも

「強さ」を求める気分になってる。

 

オフランウェイ、

つまりストリートを見て解ってきたこと。

 

 

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ご興味のある方は コチラ をどうぞ。

 

Monday, 28 March 2016

Before the show...LOEWE

Labels STREET

 

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LOEWEのショーは3日目、朝一番。

会場であるユネスコは、その独特な建築構造で良く知られたところ。

(前回のLOEWEに関するPOSTは コレ)。

 

 

 

 

 

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「LOEWE」ってロゴがこれでもか!ってついてるアイテムは

ファッショニスタの心をつかんだようで、着ている人が多かった。

 

 

「これはね、首の後ろについてるブランドロゴがあるじゃない?

それをね、ジョナサンはそのままつなぎ合わせたの。」

プレスの彼女が前回の展示会の時、

教えてくれたその言葉。

撮ってる時に急に頭の奥で蘇る。

 

「ロゴアイテムって解りやすいから

(ちゃんと作りこんだものより)売れるんだよね」って

アパレルの人たちが良く口にする、そのシニカルな

(そしてクリエイターにとっては幾ばくのやるせなさを覚える)事実を

敢えて逆手にとっちゃってるクリエイションは、

そのクレバーで確信犯たるふざけ方がまず楽しくて、

思わずそこに賛同しちゃうんだと思う。

 

 

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You've already know I'm big fan of LOEWE,

if you read my STYLEfromTOKYO constantly.

 

So,,, First show of Day 3 at Paris fashion week was

biggest event for me!

 

 

I didn't care it was early morning, far from my stay,

and HEAVY wheather( like squall ! ),,,,

I don't care at all!

 

and when I went there , I find mamy women having same idea of me.

They're just part of it.

 

 

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ところでLOEWEを愛する人は

(一部ではロエベストと言うらしい)

知的な人が多かったと思う。

もう少し、あなたと話がしてみたいなって思う、

内面的な魅力を孕んだ人達というか。

 

 

********

今回のショーの様子は コレ

(個人的には、静止画のそれよりも、トップ画像からとべる

動画の方がおススメ!

とにもかくにも緻密なディテールにクラクラするから

いつものショールックより

動画のがよりそういうのが鮮明に見えてたから!)

 

そして前回のはコレ

Sunday, 27 March 2016

at the show...Undercover

Labels RUNWAY

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Beautiful gramma models at Undercover.

 

アンダーカバー、洋服もさることながら

モデルさんたちがまず素敵。

歳を重ねたグランマたちの貫録と、透明感。

凛々しさと、みずみずしさと、

自分自身であることへの

圧倒的な自信の持ちよう。

 

フランスの女性は年を取ればとるほど魅力が増す。

それは培ってきた経験や知恵が自信をうんで、

自分自身を開放するから、だと思う。

 

 

 

パリが示してくれるもの、

アンダーカバーが表現するもの。

それは「成熟」の美しさ。

 

Saturday, 26 March 2016

at the show...Dries Van Noten

Labels RUNWAY

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Dries Van Notenは毎回感動してしまうのだけど

絶賛今シーズンもご多分に漏れず、というかいつも以上に

心はギューっとわしずかみされて。

(ちなみに前回のショーは コレ。)

 

 

一番心をうちぬかれたのは

ヒョウ柄。なんといってもその使い方!

 

 

まず色合わせ。

ギラギラとした紫や、深緑、

血液のような濃い赤色とヒョウ柄との色合わせ、その妙味。

 

 

それに柄×柄!

ヒョウ柄×ストライプ、

ヒョウ柄×アジア柄(なんて説明したらいいかわからないけど

中国の王様とかが着てそうな、というか)

ヒョウ柄×へび柄、

ヒョウ柄×(色を変えた)ヒョウ柄、とかとか

思いもつかない柄の合わせをサラリとやっている所。

どう考えてもそれぞれそれなりにアクのある柄同士なのに、

ドリスの魔法はそれらに調和とエレガンスをもたらしていて。

 

 

(このショーに引っ張られた形で

私の目はそれ以降の日々

街で、ショーでヒョウ柄ばっかり目が行くようになる)

 

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例えばシーズンが過ぎると

なんだか古臭く見えたり、流行り過ぎて陳腐にみえちゃう

アイテムってどのブランドにもあるけれど

(あの●●の柄のトレーナ―流行ったよねぇ、とか

でかでかとブランドロゴのついたあのキャップ、

今かぶってるとヤバいよね、とか)

Dries Van Notenは、全くそういうものがない。

 

前シーズンのものでも、どのシーズンのものでも

「ずっと捨てずにとっておきたい、長く大事に着てあげたい」

ってそういう魅力が彼の作る服にはあるんだと思う。

つまりヴィンテージになりうるクリエイション。

それは「トレンド性(=時代)」を凌駕する魅力。

 

 

長く愛されるものを提案し、作っていくという仕事。

 

 

ドリスが好きな所をあげるとキリがないけれど、

一つには、きっとそういう所だ。

Friday, 25 March 2016

after the show...Isabel Marant

Labels FASHION ,STREET

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多分誰のクローゼットでも、

どこかに絶対あるような

ベーシックなもの同士の組み合わせ。

 

なのに

色使いであったり、柄合わせ、バランス感で

見たことのないスペシャルな

スタイリングをするしてる人。

 

私の場合

お洒落だなぁ、とつくづくに思うのは

何を着るかではなく

どう着るかに長けている人だ。

 

 

I like (right women's ) pattern on pattern

and mixture of colors,also

(left women's ) color harmony  of fur coat  and flat shoes.

 

台風みたいないきなりの大雨が

うそのように上がったあと、

確かIsabel Marantのショーの後の一枚。

 

Wednesday, 23 March 2016

before the show...Off White

Labels STREET

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昨日の話同様に

ショーって大きく2種類に分かれるのだけど

(ストリート・フォトグラファー目線で)

Off Whiteは後者の方、つまり

「お洒落な空気を纏った人達が集まる」もので。

 

Before the show of Off White.

People coming there were so cool,

showed something new value of 'mode' I think.

 

パリコレ8日目、21時ラストのショー。

パレ・ド・トーキョーは少し前から

尋常ならぬ「こなれた」人達が

集まる、集まる。

 

 

緻密にお洒落をしてるのだけど

全体的にけだるくて、

仲間に会うと片頬を少しだけあげて

立ち上がり肩をつきあわす。

 

 

 

かっこいいって多分(今この段階で)こういう事で

その「かっこよさ」が今モードの世界を席巻しようとしているところ。

価値観を、覆(くつがえ)そうとしているところ。

 

Tuesday, 22 March 2016

after the show...WANDA NYLON

Labels STREET

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Addidas pants,over size tailored jacket,

sweatshirts and over size long coat.

 

 

 

ショーの周りを見てて撮ってて

お洒落な(もしくはトレンドの)服を着ている人が集まるショーと

お洒落な空気を纏った人達が集まるショーの2種類あるな、と

今回は特に思っていたのだけど、

 

 

昨日のKOCHEしかり、このWANDA NYLONしかり

明らかに後者の部類。

来ている人、ショーの内容両方を見て

やっぱりここでも「何かが起きてる」って強く感じた。

 

 

 

 

何かすっっっごい面白い。

台風の目の真ん中が

思いのほか凪いでいるのと同様に

ここは案外静かなのだけど、

大きくまわりが動いている、その空気。

 

Monday, 21 March 2016

at the show...WANDA LYLON

Labels FASHION ,RUNWAY ,TIPS

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WANDA NYLONのショー。

 

マレの北の方、使われなくなっちゃった廃墟のような建物の2階で

ショーは始まる。

建物は描き荒らされたグラフィティたちで囲われて、

コンクリートのむき出しの荒れた足元は

繊細のヒールを履いてる女の人たちに不安をもたらし

そばにいる男子は必然マダムに手を差し伸べる。

(こういう時に男の子がしてくれる自然の優しさといったら、もう!)

 

おそるおそるに砂埃にまみれた階段を上がると

そこはWANDA NYLONのショー会場。

 

.
KOCHE然り、ここ然り、会場から感じる熱気が違う。

なんか、すごい。

絶対何かが始まっている

 

 

 

******* 

 

同時多発的に、まさに今このタイミングで。

既存の価値観、既存の構造に対する、大きな問いかけ。

 

 

 

 

 

これは(申し訳ないけど)現場にいないと、

理解できない、ウェブで流れない類のものなのだと思う。

 

 

パブリックで流れるコレクションレビューや

ショーのルックといった表層のその背景で

ファッションの中にいる人の中でも、

一歩先をとらえている人たちが、

何を感じて腹オチさせて、

時代感なるものを

肌感覚で「どのように」とらえているのか。

 

 

ショーの始まりを待つ、その雰囲気がそれを物語る。

ショーの全てがそれを裏付ける。

Sunday, 20 March 2016

at the show...KOCHE

Labels FASHION ,RUNWAY ,TIPS

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KOCHEのショーは色々なものが「規格外」。

 

会場しかり(通常にあてがわれる、整った公式会場ではなく、

場末でなにかと雑なアーケード。どんな立場の人であれ総じて立ち見。)、

モデルさんしかり(通常のランウェイ・モデルも交じる中、存在感を放つのは

ストリートでハントしてきたモデルさん達、性別、国籍、体型、身長もバラバラ、

共通項はただ一つ、「その人となり」が強烈かどうか、だ)。

 

ストリートの要素と、メゾンで積んだクチュール並みの経験から作られた洋服達。

何かが違う、と思ったのはそれぞれの要素の扱い方、とか捉え方なのかもしれない。

 

それぞれの要素を「相対する要素」としてとらえてないのだ。

つまり

ストリートの要素と、モードとかクチュールの要素の組み合わせとか

ハイ&ローのそのミックス感とか、

そういう違和感がかっこいいでしょ、っていうんじゃなくて。

 

 

ストリートとモード、クチュールが「溶け合ってひとつのものになっている」。

ハイとローの意識の違いすらもはや無い。

 

ストリートの一瞬でガシっと掴まれるような

ギュンギュンしたかっこよさだったり、

モードやクチュールの、見れば見るほど

心のひだに触れる美しさ。

その価値観を同じ視点で「モード」ととらえ、

水平な視点でとりこんだクリエイション、というか。

 

つまり

異なる要素を掛け合わせて見える違和感(=新しさ)、

という過去の価値観ではなくて

異なる要素を併存、前進させた「新しさ」。

 

 

 

「ファッションに、新しい何かが始まっている」

っていうのはつまり、

この価値観の出現なのかな、と思う。

 

 

それは、KOCHEだけじゃなくて

他のデザイナーも巻き込んだ、

そしてストリートまでもを巻き込んだ

ムーブメントとして起こっているという所が

大きな違いなのだ。