Saturday, 26 September 2015

What I read...'I wanna eat your pancreas'

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「君の膵臓をたべたい」 住野よる:読了。

 

 

医学の進歩は素敵なもので余命1年未満の少女が

誰にも異常を知られず生きる事が出来るという状況で

(あくまで物語の設定上で。)

余命を生きる彼女と、それに付き合う「僕」の物語。

 

 

と、書いちゃうとなんだか辛気臭いお話みたいだけど

丁々発止のやりとりだったり、

テンポの良い会話で物語はスイスイ進んでいく。

「死ぬまでにやりたいこと」をぴょんぴょん実行していく彼女の行動力は

見てて気持ちがいい(やっぱり余命1年ともなると腹のくくり方というか

スピード感が違うね!とか妙な感心をしたりする)。

 

 

で。

ふと気づく。

私も絶対いずれ死ぬのに

何で「死ぬまでにやりたいこと」を棚上げしてるのだろう、と。

まだ死なないけど(多分)、必ずもれなく私たちは死を迎えるのに。

(ヤバいとりあえずサッサと「やりたいこと」リストを作らねば!)

 

 

 

死を意識して生きる事で、今を存分に生ききってやろうと貪欲になる。

考え方も習慣も行いも変わる。人生が変わる。

 

 

「生きる」事について沢山の気づきをもらえる一冊。